登場人物
分からないことばかりで 迷惑をかけてしまうこともあるかもしれませんが、 精一杯頑張ります
きなみ みずき
高校2年生。幼い頃から人には見えないものを見ることができたが、母の教えに従い、そのことを隠してきた。前に出ることはあまり得意ではないが、自分の意見はしっかりと持っており、芯が強い。
親がいなくても、なるべく親がいるのと 変わりない生活をさせてやりたいって ・・・・・・そう思ってる
にしな なお
高校3年生の妖憑き。社交辞令が嫌いで毒舌だが、まじめで几帳面な性格。南条家の財布と食卓を任されている。主人公の祖父に、主人公の世話係を言いつけられる。
懐かしいなあ また会えて嬉しいよ
さわき そうた
高校2年生の妖憑き。成績優秀でスポーツ万能。その上いつも人を気遣い、笑顔で明るく振る舞っているため、周囲から好かれている。幼い頃、主人公と同じ小学校に通っていた。
よろず妖屋の仕事は慈善活動ではない 人助けがしたいならよそでやれ
いちまる
数年前から主人公の祖父の代わりによろず妖屋をまとめている妖憑き。自尊心が高く、かなりの負けず嫌い。あまり人とつるまず、基本的には一人でいる。
大丈夫です ・・・・・・俺がいます
あさひ
主人公の祖父に使役されている式妖。口数が多くなく冷たそうにも見えるが、心優しく穏やかな性格。主人公を雨月村の祖父の元へと連れていく。
誰だ! 今すぐこいつから離れろ!
ひなた
犬の妖。幼い頃から主人公と一緒に暮らしている。主人公を大切に思っており、常に傍にいる。怒りっぽい性格であまり笑わない。
さて、さっそくだが可愛い娘さん 君の名前を聞いてもよいかな?
しののめ
突然主人公の前に姿を現した、簪のつくも神。マイペースな怠け者で、食べることが大好き。面倒なことがあると、年寄りだからと逃げようとする。女の子には人一倍優しく、少し馴れ馴れしいところもある。
母さん、いい子にしてたらちゃんとむかえに来てくれるって言ってた だからおれ、がんばる
にしな あおい
仁科直の弟。人見知りで一見不愛想にも見えるが、心を許すと無邪気な笑顔を見せてくれるようになる。
・・・・・・すまない 俺は恨まれて当然だ いくら恨んでくれても構わない
にしな こうすけ
仁科直と葵の父。大人しく地味な性格。突然家を出て、家族の前から姿を消した。
紬 花山さんじゃなくて、紬って呼んでいーよ
はなやま つむぎ
主人公のクラスメート。明るくさばさばした性格。美少女で、人間からも人間でないものからも好意を寄せられやすい。
・・・・・・俺はいい 気にしないで、行ってきなよ
まつなが きょうへい
昔、主人公と宋太と同じ小学校に通っていた転校生。宋太の元親友で、かつては活発だったが今は大人しい。
ははっ、そんな警戒しないでくださいよ 別に、とって食おうなんて 考えちゃいないですから
こうや
主人公の祖父に使役されている式妖。いつもふざけていて本心が見えない。人の神経を逆なでするようなことをよく言う。
今まで連絡さえとっていなかったのに・・・・・・ すまなかったね
なんじょう しんぞう
主人公の祖父でよろず妖屋の店主。温厚だが妖に対しては冷酷な一面もある。主人公にも複雑な思いがある様子。
・・・・・・お前も素直じゃないな
榊の木の妖。少し偉そうだが、単純で憎めない性格。ねずみの妖の子分がいる。
分かりました。 あなたの願い、私が叶えましょう
山奥にある小さな神社の神様。 落ち着きがあり優しい性格。 人間が好きで、大切に想っている。
そんなに可愛いことを言われたら、 さすがに諦めるしかないな
なんじょう いつき
南条家の長男で、よろず妖屋の仕事をしている。 研究熱心で、さまざまな術が使える。 14歳の頃に式妖と契約した。 温厚で、よく父親と妹のけんかの仲裁に入っている。 妹を大切に想っている。
お嬢様のことは、私が必ず、 命を懸けてお守りしますから、 ご安心ください
樹の式妖。悪い妖に殺されそうになっていたところを 樹に助けられ、式妖になった。 樹のことをやや盲目的に慕っている。 高耶がさぼるので、ほとんど一人で家事全般をこなしている。 辰蔵に対しては、自分と同じ妖が妻を殺したと知っているので、 少し引け目を感じ、礼儀正しく従順にしている。
高耶。少しは素直になったらどうだ?
ぜんえもん
南条家の屋敷近くの山に住む妖。仙人のような見た目。 実年齢は200歳くらい。 早苗や高耶にとっておじいちゃん的な存在。
俺を庇って、自分まで巻き込まれて・・・・・・ 一体何のための式妖ですか
みなせ
数百年前、南条家に仕えていた式妖。几帳面で真面目なしっかり者。