『神凪ノ杜』スチル制作裏話 - 2018年12月20日
みなさんこんばんは。
Matatabiでシナリオライターをしています、朝比奈夏樹です。
『空蝉の廻』では一部シナリオを、『神凪ノ杜』では全シナリオを担当しました。
恵曇さんがお忙しいようなので、今回は私がブログを担当させていただきます!

いつの間にか十二月も終盤に差し掛かってきましたね。
これからクリスマスにお正月とイベントが盛りだくさんですが、
皆さんどう過ごされるご予定でしょうか?
私はすでに仕事の予定がみっちり詰まってますが、お正月休みには地元に帰ろうと思っています。
今月甥っ子が生まれたので……!
みなさんの「おめでとう!」という声が聞こえた気がしました。
ありがとうございます!!

では、さっそく人気投票の結果発表についてからどうぞ!

++++++++++++++++++++++++++++++++++++
人気投票の結果発表について
++++++++++++++++++++++++++++++++++++
『神凪ノ杜』人気投票の結果発表につきまして、
12月中旬としておりましたが、12月25日に変更させていただきます。
申し訳ありませんが、ご了承のほど何とぞよろしくお願いいたします。

一位キャラクターの描き下ろしイラストですが、お先に見させてもらいました。
とってもハッピーな気持ちになれること間違いなしだと思います!
SSは後日談です。せっかくなので甘めのお話にしてみました!

どちらも『神凪ノ杜』公式サイトにて掲載予定ですので、
楽しみにお待ちいただけると幸いです。

++++++++++++++++++++++++++++++++++++
『神凪ノ杜』制作秘話!
++++++++++++++++++++++++++++++++++++
matatabiではスチルやシナリオが完成した際には、
チーム全員でチェックするようにしています。

今回は『神凪ノ杜』公式サイトに掲載されているスチルをいくつか抜粋して、
制作時の裏話をしたいと思います!
若干のネタバレもありますので、プレイ前の方はご注意ください。

さて、まずはこちらのスチルから!
ImageData
神凪ノ杜で一番最初に公開されたスチルですが、
企画素案を出した時点でここにスチルを入れたいと思っていました。
雨や紫陽花、狐面をつけた青年……といろいろな要素を詰め込んで、
まめ丸さんに世界観が伝わる一枚にしていただきました!
スカートの中、旭に見えない? 大丈夫? とみんなで話した記憶があります。

お次は仁科のスチルです。
ImageData
こちら、発注資料には差分指示を書かなかったのですが、
まめ丸さんがシナリオを読んで描いてくれました!
今作はシナリオが先に上がっていることが多かったので、
こうしたことがよくあって嬉しかったです。
あと、まめ丸さんがあじフライにぼかしを入れるか入れないかで
とても悩んでいて面白……一生懸命で素敵だなと思いました!

こちらは宋太ルート分岐時のスチルです。
ImageData
宋太が弾いている曲は、恵曇さんと相談して決めました。
クラシックは詳しくないので……。
このシーンは延々、雨だれをリピート再生しながら書いていたのでよく覚えています。

今度は市丸ルートのスチルです!
ImageData
こちらは先にスチルが上がっていて、後からシナリオを書いたパターンでした。
主人公の恋してる表情がとてもいいですよね!
きゅんとしてちょっと切ない気持ちになれる、個人的に好きなスチルです。

旭ルート分岐時のスチルです!
ImageData
このシーンはシナリオを書く前に、蝶の色を何色にするかまめ丸さんに相談しました。
黄色か白色か悩んだのですが、結局白色になりました!
PURUさんは蝶が苦手だそうで、私だったら逃げる……と
言っていたのがおかしかったです(笑)
と言いつつ、私もこんな大群だと逃げるかもしれない……。
主人公が蝶好きでよかったね、旭!

日向が主人公に水を飲ませるスチルですね!
ImageData
スチルを見ながら、ここで例のあの子が出てきてたら、
めちゃくちゃ気まずかっただろうね……という話になりました。
こちらのシーンも、シナリオを読んだまめ丸さんに差分を追加してもらいました。
ありがたい……。

最後は東雲のスチルです。
ImageData
夜中にこんなところで一人で横になってるなんて、
ものすごく怪しい、不審者だと笑われました。
言われてみると確かに、相手が知らない人だったら
怖いし早足で通り過ぎるなあ……(笑)
通報される前に主人公が見つけてくれたので、よかったです。

スチル制作裏話は以上です!
没入感を損なわないよう、スチルとシナリオはなるべく合わせるようにしているので、
チームで話した結果、スチルやシナリオを微調整することもたまにありました。
そうした細かなこだわりも、プレイされた方に伝わっていると嬉しいです。

それでは、今回のブログはここまでです。
また1ヶ月後に!
お知らせ | 2018年12月20日 (20:49)
©Matatabi